証券営業マンのハナウタblog

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ECB 緩和策 利下げ、債券購入再開

ECBは12日に金融政策の変更を発表しました。

中銀預金金利を0.1ポイント引き下げマイナス0.5%とした。債券購入は11月1日から月額200億ユーロ(約2兆3500億円)で、インフレ目標の達成に必要な限り行う。一部の超過準備についてマイナス金利を免除する措置も導入する。

 

ECBは金利フォワドガイダンスを変更し、2%弱としているインフレ率の目標に「しっかりと」見通しが収束していくまで現行またはそれ以下の水準にとどまるとした。これまでのガイダンスでは2020年半ばまで現水準の低金利を維持するとしていた。長期リファイナンスオペ(LTRO)の条件も更新し、0.1ポイントの上乗せ金利を削除した。

 

EUはまだら模様の経済状態の国々を抱える中で、資産購入などを停止し金融政策の正常化を進めていましたが、明確な方針転換となりました。  回復する前に正常化を進めて腰折れしてしまったようです。

物価の低迷や景況感の悪化などが続いています。ブレグジットやトルコ、米中貿易摩擦での警戒感などでマインドの低迷が続きそうです。

 

今後おそらく中国との貿易が活発化されると思われます。交易条件の緩和なども想像されます。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-12/PXPWOT6KLVR401