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11月米雇用統計 26.6万人 失業率3.5% 平均時給3.1%増

日経新聞 2019/12/6]米労働省が6日発表した11月の雇用統計(速報値、季節調整済み)は景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数が前月比26万6千人増えた。市場予測(約19万人)や前月実績(15万6千人)を大きく上回り、米連邦準備理事会(FRB)は利下げを休止する見込みだ。ただ、トランプ大統領の支持基盤である中西部の製造業は雇用が弱含み、政権に焦りもある。

失業率は3.5%と前月比0.1ポイント低下し、半世紀ぶりの低水準を保っている。ゼネラル・モーターズGM)のスト終結で自動車関連の就業者数が4万人増えた。運輸・倉庫業も年末商戦を前に雇用を1万5千人積み増した。就業者数全体の伸びは10カ月ぶりの大きさで、直近3カ月の月平均も好調の目安とされる20万人を再び上回った。

 

さて、今回の雇用統計は市場予想を上回る雇用者が確認出来ました。 先日発表のISM製造業景況指数は48.1と前回より下落していましたが雇用は堅調でしたね。この差はISM製造業景況指数はマインドを測るものですから心理的な心配が先立っていると考えられます。米中貿易摩擦などの不安感かと思われます。

そして、平均時給は3.1%増でした。10月PCEコアデフレーターは+1.6%ですので物価の伸びの倍は給与が伸びています。そのため米国の内需の好サイクルは止まってません。

次は米国の経済対策、大統領選挙用の政策がどう出てくるかが注目ですね。

 

当日の米国市場はS&P500種株価指数は前日比0.9%高の3145.91。ダウ工業株30種平均は337.27ドル(1.2%)高の28015.06ドル。ナスダック総合指数は1%上昇しました。

為替はドルは対円で0.2%安の1ドル=108円57銭でした。

 

 

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO53073570W9A201C1EA1000

 

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-12-06/Q23EV8T0G1KW01

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