米労働省が5日に発表した6月雇用統計は非農業部門雇用者数が22万4000人増と、予想の16万人を大きく上回りました。
失業率は0.1%悪化の3.7%。
賃金は3.1%増でした。
これを受けて市場の利下げ織り込みは0.25%と、0.5%から変化しました。
本日の日経平均は21534円 -212円でした。
雇用が良かったため、利下げ期待が後退し株価下落に繋がりました。
米国はほぼ完全雇用状態が続いています。量の面は満たされていますので、質の面がキーになってきます。そのため賃金に注目しています。
米国は消費の国ですので、インフレ率より賃金の伸びが高いと景気の好循環が続きやすいと考えられます。
因みにPCEコアデフレータ5月は1.6%でした。
米国の好調は続きそうです。