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2020年12月米雇用統計 14万人減、失業率6.7%、平均時給5.1%増

【2021/01/09 ロイター】米労働省が8日に発表した2020年12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比14万人減少し、8カ月ぶりに悪化に転じた。国内でなお猛威を振るう新型コロナウイルスにより、パンデミック(世界的大流行)禍からの回復が一時的に失速する可能性を示唆した。

失業率は6.7%と横ばい。市場予想は6.8%だった。ただ、コロナ禍で発生した「雇用されているが休職中」の人の扱いが引き続きデータのゆがみとなっている可能性がある。このゆがみがなければ、失業率は約7.3%だった。

時間当たりの平均賃金の伸びは前月比0.8%と、前月の0.3%から拡大。前年同月比では5.1%伸びた。労働時間は週平均で34.7時間と、前月の34.8時間から縮小した。

 

目次

 1. 雇用者数と失業率は?

 2. 平均時給は?

 3. PCEコアデフレータは?

 4. ISM景気指数は?

 5. まとめ

 

さーちゃん:0歳児。わからないことがいっぱい。冷静な女の子

はむすけ:私。証券営業マン。さーちゃんのパパ

 

 1. 雇用者数と失業率は?

はむすけ:新年一発目の雇用統計は雇用者の減少で始まったよ。

さーちゃん:14万人の減少ね。1202万人になったね。

はむすけ:12月はコロナウィルスの拡大抑制のためにロックダウンを再開しているから仕方ないね。失業率は6.7%と横ばいだよ。

 

 2. 平均時給は?

はむすけ:平均時給は5.1%と前月の3.1%から伸びたよ。

さーちゃん:最初のロックダウンの時にも時給は伸びたね。なんで?

はむすけ:給料の低い人の雇用が失われて、高給の人の割合が増えるからだね。

さーちゃん:給料が高いってことはそれだけ、競争力のある仕事を受け持っているから、失業しにくいのかしらね。

はむすけ:その傾向はあるだろうね。当てはまらない例もあるけどね。

さーちゃん:はむすけが給料が低いのもそういう事なのかしら。

はむすけ:お父さんかわいそうでしょ、やめてあげて T T

 

 3. PCEコアデフレータは?

はむすけ:2020年11月のPCEコアデフレータは1.4%で前月を変わらずだったよ。

さーちゃん:物価に影響は見られないね。

はむすけ:そうだね。引き続き2%にはならず、かといって物価が下がっていく状況でもないね。 FRBの政策にも変化は出ないだろうね。

 

 4. ISM景気指数は?  

はむすけ:2020年12月のISM製造業景気指数は60.7と前回より高くなっていたよ。

さーちゃん:製造業は先行きかなり明るく見ているようね。

はむすけ:2020年12月のISM非製造業景気指数は57.2とこちらも前回より高く、絶対的な数値も高水準だね。

さーちゃん:製造業よりは低いけど、どちらも50を大きく超えているね。

 

 5. まとめ

はむすけ:コロナの影響で減少で始まった2021年だね。

さーちゃん:でも心配はしてないんでしょ。

はむすけ:そうだね。追加の経済対策も出てきそうだし、コロナウィルスを抑えれば経済が回復することも体験しているからね。

さーちゃん:アメリカもバイデン大統領になって、上下議会も民主党になったもんね。

はむすけ:早速、宣言通り大型の追加経済対策の話も出ているし、1400ドルの支給や失業保険の上乗せも案にあるから、抑制後の消費力は維持されるか拡大もあるかもね。

さーちゃん:株式相場も高値更新が続いているもんね。

 

米12月雇用は14万人減、コロナ急増で8カ月ぶり悪化 失業率6.7% | ロイター