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2021年7月米雇用統計 94.3万人増 失業率5.4% 平均時給4.0%前年比増(さ)

【2021/08/06 ロイター】 米労働省が6日発表した7月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比94万3000人増加した。サービス業の労働需要が高まる中、米経済が力強い勢いを保ったまま下半期に入ったことが確認された。

市場予想は87万人増。ただ予想レンジは35万─160万人増と幅広かった。雇用者数は今年に入り430万人増加。しかし新型コロナウイルス禍前の2020年2月に付けたピークをなお570万人程度下回っている。

失業率は5.4%と、前月の5.9%から低下し、20年3月以来1年4カ月ぶりの低水準となった。

7月の時間当たり平均賃金の伸びは前月比で0.4%。低賃金の業界がけん引し、前年同月比の伸びは4.0%と6月の3.7%から加速した。

 

目次

 1. 雇用者数と失業率は?

 2. 平均時給は?

 3. PCEコアデフレータは?

 4. ISM景気指数は?

 5. まとめ

 

さーちゃん:1歳児。わからないことがいっぱい。冷静な女の子

はむすけ:私。証券営業マン。さーちゃんのパパ

 

1. 雇用者数と失業率は?

はむすけ:7月の雇用は予想を上回る増加だったね。

さーちゃん:94.3万人と予想を7万人も上回ったわね。

はむすけ:ブルームバーグは失業保険の上乗せ給付の打ち切りにも言及しているね。来月も強い回復が見込めると思うよ。

さーちゃん:思った通りになって、ご機嫌ね。

はむすけ:マーケットも好感したようだし、一安心だよ。

さーちゃん:失業率は大幅に低下して5.4%ね。なぜだろう?

はむすけ:求職者の増加を求人数が吸収しきったのかな。

さーちゃん:U-6も9.2%に低下したわね。

はむすけ:今回は特にレジャー・ホスピタリティと教育がけん引役になったね。

さーちゃん:コロナからの再開も続いているという事かしらね。

 

2. 平均時給は?

さーちゃん:平均時給は前年比+4.0%とこちらも順調に伸びたわね。

はむすけ:今回はレジャー・ホスピタリティなど比較的低賃金の職業に回復が見られたけど、それでも平均時給が上がったことは、賃金上昇を伴っているからだろうね。

さーちゃん:量と質が良くなってるってことね。

 

3. PCEコアデフレータは?

さーちゃん:6月の前年比+3.5%だったね。前月は+3.4%だったので上昇は続いているね。

はむすけ:次回の7月分はベース効果が無くなってくるから注目だね。

さーちゃん:はむすけやFRBの想定通り下落してくるかしらね。

はむすけ:なってくると思うよ。今回は物価<給与の伸びだったね。もし物価が下がって見えても、景気回復は続きそうだよ。

 

4. ISM景気指数は?

はむすけ:ISM製造業景気指数は59.5だったよ。

さーちゃん:前月よりは下がったけど高い水準を維持しているね。

はむすけ:非製造業は64.1と過去最高を更新したよ。

さーちゃん:製造業は供給制約がまだ残っているみたいね。

はむすけ:そうだね。逆に非製造業は回復が続くね。

さーちゃん:コロナからの再開でレストランの予約も増加しているし、サービス業に消費が戻ってきているね。

 

5. まとめ

はむすけ:雇用者、失業率、給与の回復が確認できた発表だったね。

さーちゃん:まだ金融緩和の見直しにむけた議論が進みそうにないから、より楽な環境ね。

はむすけ:心配事もあるけど、実体経済が着実に回復しているから肝は抑えられているね。

さーちゃん:いつかは雇用統計が良くて株価が下がる局面も出てくるのかしら。

はむすけ:そうなっても短期間で終息すると思うよ。

 

 

米7月雇用94.3万人増、予想上回る 失業率5.4%に改善 賃金も上昇 | ロイター (reuters.com)

米雇用者数、7月は予想上回る94.3万人増-失業率は大幅低下 - Bloomberg

 

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