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2021年11月米雇用統計 21万人増 失業率4.2% 平均時給4.8%前年比増(さ)

【2021/12/04 ロイター】米労働省が3日発表した11月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月より21万人増加した。55万人増を見込んでいた市場予想を大幅に下回り、昨年12月以降で最も低い伸びとなった。

連邦政府による失業給付が9月上旬に終了して以来、11月は全く反映されていない月として2カ月目となる。10月の雇用者数の増加幅は、当初発表の53万1000人から54万6000人へ上方改定された。雇用者数は2020年2月のピーク時を390万人下回っている。

11月の失業率は4.2%と10月の4.6%から改善し、2020年2月以来の低水準となった。

時間当たり平均賃金は前月比0.3%増、前年同月比4.8%増となった。平均週間労働時間は34.7時間から34.8時間に増加した。

 

目次

 1. 雇用者数と失業率は?

 2. 平均時給は?

 3. PCEコアデフレータは?

 4. ISM景気指数は?

 5. まとめ

 

さーちゃん:1歳児。わからないことがいっぱい。冷静な女の子

はむすけ:私。証券営業マン。さーちゃんのパパ

 

1. 雇用者数と失業率は?

はむすけ:さて12月の雇用統計は21万人増、失業率は4.2%に大幅改善したよ。

さーちゃん:その前に執筆が遅いわよ。

はむすけ:いろいろあって、すみませんでした。

さーちゃん:それで、今回は予想を下回る雇用者数だったけど、市場に影響は少ないの?

はむすけ:そうだね。逆にFRBの利上げが遠のいたと好感されたよ。

さーちゃん:失業率は着実に改善しているのにおかしな反応ね。

はむすけ:そうだね。ちなみにU-6は7.8%とこちらも改善。

 

2. 平均時給は?

はむすけ:前年比+4.8%と先月の+4.9%と大差ないね。

さーちゃん:失業率、時給の量と質の両面で改善がみられるね。

 

3. PCEコアデフレータは?

はむすけ:2021年10月のPCEコアデフレータは+4.1%と物価上昇が加速しているよ。

さーちゃん:こちらでも物価上昇は一時的ではなくなってきているわね。

はむすけ:1か月遅く出てくるけど、物価上昇が落ち着く気配は見えないね。

 

4. ISM景気指数は?

はむすけ:ISM製造業景気指数は61.1と前月より小幅上昇。高水準が続くね。

さーちゃん:ISM非製造業景気指数も69.1と過去最高を更新

はむすけ:70に届きそうだね。サービス業は活況がうかがえるね。

さーちゃん:飲食やレジャーは雇用者が増えないのよね。

 

5. まとめ

はむすけ:雇用環境はかなり引き締まっていることがわかる内容だったね。

さーちゃん:その割に雇用者数は大したことないのよね。

はむすけ:そうだね。ということは失業率が改善しているのは分母の労働力人口が減っているということかな

さーちゃん:働きたい人が減っているということね。自営業が増えているという記事もあるから、就職がナンセンスになっているのかもね。

はむすけ:サラリーマンのパパには信じがたいけど、確かに直接自分で働くほうが実入りは増えるから、腕に自信のあるひとは独立が増えているんだろう。

 

米雇用統計、11月21万人増で予想下回る 失業率は4.2%に改善 | ロイター (reuters.com)

表 A-15.労働不足の代替措置 - 2021 M11 結果 (bls.gov)

 

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