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2022年12月米雇用統計 +22.3万人 失業率3.5% 平均時給+4.6%前年比(さ)

【2023/01/07 ロイター】 米労働省が6日発表した2022年12月の雇用統計で、非農業部門雇用者数は22万3000人増えた。堅調な雇用の伸びを維持し、失業率も3.5%に改善した。ただ、米連邦準備理事会(FRB)のインフレ抑制に向けた利上げで、23年半ばまでに労働市場の勢いが著しく鈍化する可能性がある。

ロイターがまとめた12月の非農業部門雇用者数のエコノミスト予想は20万人増で、13万人から35万人まで幅があった。

失業率は3.5%と、11月の3.6%から改善した。政府は失業率を算出する家計調査の季節調整済みデータを過去5年分修正した。

12月の時間当たり平均賃金は前月比0.3%上昇。11月は0.4%上がっていた。12月の賃金上昇率は前年同月比4.6%と、11月の4.8%から低下し、21年8月以来の低い伸びとなった。

 

目次

 1. 雇用者数と失業率は?

 2. 平均時給は?

 3. PCEコアデフレータは?

 4. ISM景気指数は?

 5. まとめ

 

さーちゃん:1歳児。わからないことがいっぱい。冷静な女の子

はむすけ:私。証券営業マン。さーちゃんのパパ

 

1. 雇用者数と失業率は?

はむすけ:新年あけました。今年もよろしくお願い申しあげます。

さーちゃん:ます!

はむすけ:さて、12月の雇用者数は22.3万人増

さーちゃん:市場予想は20万人だったわ。

はむすけ:予想に幅があったから、大きなサプライズにはならなかったよ

さーちゃん:でも相場はNYダウ+700$、ナスダックも+264と大幅上昇したわよ。

はむすけ:それは後で言うけど、別の理由かな。失業率は3.5%に改善したよ。

さーちゃん:あれ?雇用者も失業率も強いね。

はむすけ:U-6も6.5%と前月の6.7%から改善しているよ。

 

2. 平均時給は?

はむすけ:給与は+4.6%とこちらも前月の+4.7%からは鈍化したよ。

さーちゃん:少しずつだけど、給与の伸びも収まってきているね。

 

3. PCEコアデフレータは?

はむすけ:物価の伸びはどうかな。11月のPCEコアデフレータは+4.7%と前月比-0.3%

さーちゃん:物価が下落しているね。

はむすけ:給与と比べるとまだ物価の伸びの方が大きいから、物価にブレーキはかかりそうだね。

さーちゃん:軟着陸ルートを維持してるって感じね。

はむすけ:2022年12月のCPIは総合が+6.5%、コアが+5.7%だったよ

さーちゃん:着実に下がってきてるね

はむすけ:次回FOMCで利上げ幅は0.25%が有力視されるきっかけになったね

 

4. ISM景気指数は?

はむすけ:製造業景気指数は12月は48.4と2カ月連続で50割れだよ。

さーちゃん:非製造業は49.6と7ポイント下落して、2年7ヵ月ぶりに50を下回ったわ

はむすけ:景況感でも物価でもサービス業の強さが目立っていたからサプライズだね。

さーちゃん:もしかして株式が上昇したのはこれが一番の原因?

はむすけ:そうだろうね。ネックになっていたサービス業に鈍化がみられた、でも雇用統計や物価は緩やかな減速を続けられている。

さーちゃん:適度にブレーキが利きつつ、急激な動きは避けられている、わね。

 

5. まとめ

はむすけ:雇用統計は予想を若干上回る好調な結果だったよ。

さーちゃん:リセッション懸念を大きくせずに減速できているね。

はむすけ:物価も急落は無く、緩やかに下落中。

さーちゃん:先行する景気指数も製造業に続いて、非製造業も縮小になってきた。

はむすけ:すべてがソフトランディングに向かっていっているね。

さーちゃん:もうはむすけが恐れているような事態も起こらないんじゃないの。株式市場も再度長期の上昇トレンドに入ったんじゃない?

はむすけ:まだナスダックは明確な底打ちを確認出来てないから、まだ判断するのは早いね。

さーちゃん:そんなこと言っていると乗り遅れちゃうよ。

はむすけ:まだ希望があるうちは信じられないね。

 

 

米雇用者数、22年12月は22.3万人増と堅調 失業率3.5%に改善 | ロイター

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