証券営業マンのハナウタblog

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2020年2月雇用統計 27.3万人増 失業率3.5% 平均時給3.0%増

【日経 2020/03/07】米労働省が6日発表した2月の雇用統計(速報値、季節調整済み)は、景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数が前月比27万3千人増えた。同統計は毎月中旬に集計するため新型コロナウイルスの影響は限られ、増加幅は市場予測(約17万人)を大きく上回った。

雇用者数の伸びは前月(27万3千人)と同じだった。失業率は3.5%と前月から0.1ポイント改善し、約50年ぶりの低水準を維持している。

全体の平均時給は前年同月比で3.0%増え、19カ月連続で3%台を保った。

 

2020/01のPCEコアデフレータは1.6%でした。

 

 

さて、毎度注目の米国雇用統計が発表されました。 新型コロナウィルスの影響が本格的に反映されていない時期のデータになりますが見ていきましょう。因みに米国で初の感染者は1/21にワシントン州シアトルで確認されています。

雇用者数の内訳は政府部門の雇用者数は4万5000人増と、前月(5万1000人増)に続き高い伸び。建設業は4万2000人増(前月4万9000人増)。小売業と卸売業は減少、製造業は1万5000人増と市場調査では前月に続き減少が見込まれていたが増加しました。

 

平均時給は+3.0%とPCEコアデフレータを大きく上回っていますので回復のトレンドは崩れないでしょう。 先月の記事で言及した米国でのインフルエンザは雇用統計には影響を及ぼさなかったようです。 

新型コロナウィルスの影響は次回の雇用統計から反映されてくると思いますが、直接、間接問わず経済への影響を遮断するために政策が動き始めていますのでパニックにならず冷静に。

 

株式相場も落ち着きを取り戻してくると思いますので、良いものを安く買えるチャンスに賭けることは悪い選択ではないと思います。

 

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO56519840W0A300C2EA1000/

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