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2020米大統領選 直前予想 

2020年の大イベント アメリカ大統領選挙の投票日が迫ってきました。

両候補の政策をおさらいして11/3に備えましょう。

 

目次

1. トランプ大統領の政策

2. バイデン候補の政策

3. 接戦州の状況は?

4. はむすけの予想は

5. おまけ

 

1. トランプ大統領の政策

【2020/8/24 日経】トランプ米大統領は23日、11月の大統領選に向けて2期目に実現をめざす公約の骨格を発表した。雇用再生や中国への強硬策に力点を置き、「米国第一」を一段と先鋭化させる内容だ。再選のカギを握る白人労働者や保守層の支持固めを狙う。

さて、トランプ大統領の特徴は減税と関税です。中国への圧力を通じて米国の産業を守り、国民の雇用を支援する姿勢です。 新型コロナ対策は経済再開重視です。

 

2. バイデン候補の政策

【2020/8/22 日経】米民主党の大統領候補に指名されたジョー・バイデン前副大統領(77)は20日の演説で「米国は大恐慌以来の最悪の経済危機にある」と訴え、雇用や産業の再建を強調した。環境インフラやIT部門などに3兆ドル(約320兆円)近くを充て、1930年代のニューディール政策以来の大規模投資を公約する。

 

 さて、バイデン候補の特徴は、増税と環境投資、社会保障です。移民に対しても寛容な態度です。沢山の政策を行い、その財源は大企業や富裕層への増税で賄います。新型コロナ対策は感染防止重視です。

 

3. 接戦州の状況は?

【2020/10/28 日経】米大統領選の賭けサイトでバイデン氏が勝利するとの予想が優勢を保っている。確率は6割強との見方が多い。ただ、接戦州ではトランプ氏が巻き返す動きも出ている。

大統領選は各州に割り振られた538人の選挙人のうち過半の270人をとれば勝利する。プレディクトイットの分類ではバイデン氏が盤石とする州で212人を確保、トランプ氏は125人にとどまる。残る201人が結果を左右する状況だ。

 

さて、各州で勝者総取りになるルールですので接戦州がカギを握ります。10/28のこの表では総数199人、トランプ大統領が122人獲得、バイデン氏は77人になります。

盤石州ではトランプ大統領が125人、バイデン氏が212人とのことなのでバイデン氏が優位ですね。

 

4. はむすけの予想は

見てきたようにバイデン氏が優位に立っていますが、はむすけの予想は『トランプ勝利』です。 

なぜかと言いますと、まず2016年の選挙の時も事前の予想を逆の結果になっていたこと。 トランプ大統領は実質を重んじる運営をしてきています。そのため情報発信もメディアの意図が入る新聞記事などではなく、直接発信できるツイッターを使っていると思います。メディアにとってみれば自分たちの存在を素通りされるため見過ごせない態度です。それが事前の報道を曇らせていると考える理由です。

次に、福祉より経済重視の姿勢は色々な人種が入り乱れるアメリカにとっては幅広く受け入れやすい政策だと思います。 そのため支持が多くなると思います。 単一のバックグラウンドを持った国家であれば「国民の共通の利益」はお金ではない可能性は高いですが、アメリカのように色々なバックグラウンドを持つ人たちが住む国家では「共通の利益」としてお金(経済力)をもたらすことは有効だと思います。

最後に、トランプ氏の政策は雇用を確かに生んでいるということも実績として評価されると思います。そのため富裕層のみならず、低中層の支持も得ることが出来ると考えられるため多くの票を取ることが出来ると思います。

 

5. おまけ

今回まとめてみて思ったのは、バイデン氏の掲げる富裕層や大企業のように「持つもの」から徴税し、低中層の支援に使う政策は研究しがいがありそうだと思いました。資本主義の副作用として格差の拡大は避けされないものであり、このまま進めばいずれ破綻、革命がおこると想像していましたが、それは資本主義の勝者にとってもメリットの無いことですので、肉を切らせて骨を断たれないために一定の負担増でバランスを維持することは有効な解決策になるのではないかと思いました。 

あっ! でも徴税という強制を伴うものより、国債で国家に恩を売る方法の方が納得感は高めつつ再配分ができるか。持つものも利息貰えるし。 そうなると国家の借金問題は問題ではなくなっていくかも知れませんね。 借金が多いほど再配分が効いているとみる事が出来るもんね。

 

「米国第一」さらに先鋭化 トランプ氏、共和が正式指名 (写真=AP) :日本経済新聞

(米大統領選 2020)バイデン氏、環境・ITに3兆ドル 巨額投資「ニューディール」言及、雇用・産業再建 前面に(写真=ロイター) :日本経済新聞

トランプ氏、接戦州で巻き返し 米大統領選の賭けサイト :日本経済新聞

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