世界の株式相場が回復基調を維持しています。
なぜなんでしょうか。
以前の考察のその後を追いましょう。
以前記事で、回復にはニュースフローの改善と変動率の低下がキーになると述べました。
ニュースフローの改善はあったと思われます。コロナ感染者数の増加は続いてますが、ペースを抑えることが出来るようになってきています。
ワクチン開発や候補の絞り込みも進んでいます。
ニュースフロー型のアルゴリスム取引も逆回転です。
コロナウィルスの状況把握に参考にしているホームページを紹介です。
ワールドメーター:コロナ感染者数、死亡者、回復者や新規感染者数の推移を国別にみることができます。新規感染者数は中国、欧州の順に抑えられてきています
https://www.worldometers.info/coronavirus/
象徴的なニュースでは厳格で有名なドイツが経済規制を緩める姿勢を見せ始めました。 米国も経済再開の場面を想定しはじめました。
良いニュースも増え始めています。
変動率も下がってきています。過去最高82をつけた米VIX指数も40を割ってきました。
リスクパリティ戦略はボラの低下とともに株式のウェイトを戻しているでしょうし、その次には株価上昇によるリバランスの必要も出てくるでしょう。(一時的な売り要因)
これも下落の時の逆回転です。
TOPIXは3/16、S&P500は3/23、VIXは3/16、ユーロストックス50は3/18に直近の安値を付けています。
一旦の底打ちはしたと考えられます。
ただリバウンドですので、経済環境の悪い中で、きちんとビジネスが伸ばせる企業への選別は強く効いてくると思います。
よりビジネスモデルの強固な会社が株価を高めそうです。急がば回れです。
コロナに関連した銘柄のトレードはあまりお勧めしません。
独、経済規制を緩和 小・中店舗再開、飲食店は見送り :日本経済新聞
米、3段階で経済再開へ 政権が指針 州が時期判断 専門家ら、時期尚早の声も(写真=AP) :日本経済新聞