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FOMC議事録 2020年4月分 FRBもイールドカーブコントロールを検討!?

ブルームバーグ 2020/05/21】米連邦公開市場委員会(FOMC)が4月28、29両日に開いた会合で、当局者らは新型コロナウイルスパンデミック(世界的大流行)が米経済に深刻な脅威となっているとの認識で一致し、金融安定に対するリスクへの懸念を示した。連邦準備制度理事会FRB)が20日に議事要旨を公表した。

金融当局の政策意図を「今後の会合で」明確化することについても議論が行われた。一部の年限を目標にする、イールドカーブコントロールとして知られる政策も限定的に話し合われたとしている。

FOMCが利上げを検討するに際しては「一定水準の失業率やインフレ率を達成する必要がある」といった条件を詳しく説明し、フォワドガイダンスをより明確にすることにも、一部の当局者が言及したという。マイナス金利という選択肢について議論がなされたとの記述は見当たらなかった。

Powell warns about extensive economic harm from long stretches of joblessness

 

さて、2020年4月のFOMCの議事録が公表されました。 イールドカーブコントロールについての話が出たようなので気になります。

 

目次

1.新型コロナウィルスのパンデミックは深刻

2.イールドカーブコントロールの導入

3.フォワドガイダンスの強化

 

1.新型コロナウィルスのパンデミックは深刻

FRBパンデミックを重く受け止め、雇用の最大化と物価の安定のために全力を尽くすと表明しています。つまり、金融政策の強化を行う余地が生まれています。

 

2.イールドカーブコントロールの導入

方法の一つとしてイールドカーブコントロール(YCC)が話題に上がったようです。 この政策は市場参加者の金利見通しを統一、強固にする目的があります。それに加えてYCCをすることでロールダウン効果を期待した債券投資の活性化も行う狙いではないでしょうか。 低金利環境化での運用の悪化を和らげるために行っているとみています。 そこから類推されるのは金融緩和策の長期化です。

 

3.フォワドガイダンスの強化

こちらも話題に上がったようです。 コロナウィルスで回復が先延ばしになることを考慮してフォワドガイダンスも強化してきそうです。

 

コロナウィルスからの回復するまで金融政策も強化されていきそうです。

 

 

FOMC議事要旨:「尋常でない不確実性」-金融安定に懸念 - Bloomberg